[潜在的な円高圧力] 為替相場に大きな影響を与える材料として「経常収支」があります。通説に反して、近ごろの為替相場は日本の経常黒字拡大と円安が共存する状態が継続しています。 円安基調の長期化を受けて物価上昇圧力が高まれば、日本の国内金利上昇見通しが高まり、円高に振れるリスクがあるとの指摘があること、及び米国の「双子の赤字(経常赤字と財政赤字)」に対する金融当局のスタンスについても注意が必要でしょう。 |
[日本の個人投資家動向] 2006年12月末基準の日銀の資金循環統計によると、家計(個人)の外貨資産残高が、40兆円を突破したことが明らかになりました。金融緩和政策の長期化等を受けて、家計部門・約1,500兆円の金融資産のうち、2%程度を占める外貨建て資産残高は増加余地を残しており、今後も退職金マネーをはじめ、「個人投資家は外貨建ての資金運用を選考し円安要因になる」と想定されています。 |