2月21日に日本銀行が政策金利を0.25%引き上げて0.5%としましたが、外国為替相場は利上げの報道直後に1ドル・119.70円台となった後は、「材料出尽くし」感から円安の流れが継続しました。
2月27日の中国・上海の株式相場下落に端を発した世界連鎖株安により、外国為替相場は大きく変動し、3月2日のニューヨーク市場では、1ドル・116.80円台まで円高が進む展開になりました。以降の為替相場は、東京時間ではもみ合う一方で、海外時間になると「円キャリー取引の巻き戻し」と見られる円高が進み、相場全体で神経質な動きになりました。
3月5日以降は、引き続き円キャリー取引の巻き戻しが意識され、1ドル・115円台で始まりましたが、日本の株式市場が反発し、ニューヨーク株やアジア株も下げ止まりを見せたことや、国内個人投資家等の円売り・外貨買いの動きなどを受け、1ドル・118円30銭台まで円安が進みました。
3月12−13日には、米国の弱めの経済指標や住宅市況不安などによりニューヨーク株が値を下げたことから「ドル売り」の動きが強まり、明けた14日の東京市場では1ドル・115円後半−116円付近で推移しています。
(2007年3月14日 17時現在) |